【記事】
倫理の問題は、「人間的自由の拡大」と「自然」の対立から生じる。「生命倫理」においての「自然」とは「普遍的な必然性」と「生命の尊厳」であり、本書では、それらの対立から生じるインフォームド・コンセントや安楽死、遺伝子操作など7つの代表的なテーマでの議論を紹介。2014年の初版に最新の動向も加えた、「生命倫理」について考える入門書の決定版。
[ここがポイント]
◎ 高度に進化を続ける医療技術に対して、現在進行中の生命倫理の論議をさらに明らかにした
◎ 初学者向けの平易な推薦本を多数掲載
◎ 知識として押さえておきたい「ヒポクラテスの誓い」から「日本医師会の医の倫理綱領」まで資料も充実