内科医のための 認知症のBPSD(行動・心理症状)への向精神薬の使い方
松浦雅人・編著・田崎病院薬剤室 嬉野が丘サマリヤ人病院薬剤室・編協
【目次】
第1章 クリニカルクエスチョン(Q&A)
第2章 各種のBPSDに対する治療法
第3章 BPSDに用いる向精神薬
付 録
索引
【記事】
認知症の患者には,もの忘れ,注意障害といった中核症状に加えて,人によっては,拒絶,不穏,興奮,暴言,暴力,徘徊,性的逸脱行動などの行動症状と,不安,焦燥,抑うつ,幻覚,妄想,誤認などの心理症状がみられる.本書では,こうした多彩な行動・心理症状(BPSD)について,認知症を診察する機会のある医師向けにエビデンスやガイドラインの推奨を示しながら,使用されることの多い向精神薬について情報を整理・紹介した.