【記事】
本書は大学一般教養課程の「教養の生物学―ヒトのからだ―」として企画。人体そのものを扱う医学部はもちろん、応用生物学部、工学部、教育学部の学生が対象となる。
"ひと"を対象とする学問分野が増えている。"ひと"をどのような切り口でとらえるにしても、生き物としての"ヒト"の特性を無視しては、"ひと"を正しく理解することはできない。 本書は、人体の基本的ななりたちとはたらきをQ and A方式でまとめている。「非医療系学生」が読んでわかるような内容になっている。医療や健康に関する話題を盛り込み、詳細な内容はコラム欄に付記。著者のスケッチ画と文章を見開き2ページの中に配置。