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アフターコロナの検疫

田中一成・著

出版社

南山堂

発行日

2022/07/15

判型

A5

ページ数

142

ISBN

978-4-525-18491-9

本体価格 2,000円
(税込価格 2,200円)

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【目次】
1.成田国際空港と検疫所
2.新型コロナウイルス感染症への対応の推移
3.検疫所における新型コロナウイルスの検査
4.強化検疫の変遷について
5.検疫所風景点描
6.アフターコロナに向かっての提言
【記事】
感染症危機管理の本質が,ここにある!

「そのとき,検疫では何が起きていたのか?」
2019年に始まった地球規模の新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクで,検疫所でのコロナウイルスとの戦いは想定外に次ぐ想定外の問題が発生し,現場は混乱を極めていた.
検疫は,感染症から日本を守る水際対策の砦である.しかし,東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴う選手や関係者の入国という難問も加わり,首都東京を守る成田空港検疫所にとっては前代未聞の問題が山積みとなっていた.
本書は,そのようなコロナ禍での東京五輪の開催に際し,成田空港検疫所で日本の感染症水際対策の中枢を担った検疫所長による,検疫業務の実際と具体的な問題解決の過程を詳細に記した書籍である.
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により,検疫に関しての興味・関心は高まっているが,検疫業務の目的やその実践についての認知度はいまだ高いとは言えない.再び同様の惨禍が発生した場合に備え,コロナ禍への対応の経験から導き出された実践知を提言としてまとめた貴重な一冊である.

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