【目次】
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
第2講 親の特徴は子にどれほど受け継がれるのか?――「血は争えない」
第3講 子どもは仲間からどれほど影響を受けるのか?――「朱に交われば赤くなる」
第4講 遊びと子どもの発達の関係は?――「よく学び、よく遊べ」
第5講 心は体にどれほど影響力をもつか?――「鰯の頭も信心から」
第6講 目立ちすぎるとなぜ嫌われるのか?――「出る杭は打たれる」
第7講 なぜ人目が気にならないと恥さらしなことをするのか?――「旅の恥は掻き捨て」
第8講 押しつけ・強制はなぜ駄目か?――「馬を水辺まで連れて行けても、水を飲ませることはできない」
【記事】
人間の叡智がつまった「ことわざ」。
「出る杭は打たれる」「灯台下暗し」「鰯の頭も信心から」など、
一度は耳にしたことのあることわざは果たして本当なのか?
――本書ではその実際に迫るべく、人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する。豊富な図表と解説で心理学に親しむことができる「心理学入門書」として、また「明日、誰かに話したくなる雑学書」として活用いただける一冊。
さぁ、ことわざから出会う心理学講義のはじまり、はじまり…。
[ここがポイント]
◎ 「血は争えない」「朱に交われば赤くなる」「出る杭は打たれる」などは本当なのか?…心理学の面白い研究を紹介しながら、多数のことわざの実際に迫る
◎ パーソナリティ心理学、発達心理学、社会心理学など、幅広い領域の知見を紹介
◎ 講義風の語り口に豊富な図表で、アカデミックな内容でありながら、初学者にもオススメの一冊