高齢腎不全患者のための保存的腎臓療法
「日本医療研究開発機構（AMED）長寿科学研究開発事業高齢腎不全患者に対する腎代替療法の開始/見合わせの意思決定プロセスと最適な緩和医療・ケアの構築」研究班・編
【目次】
第1章 高齢腎不全患者に対する保存的腎臓療法（CKM）
第2章 高齢腎不全患者に対する共同意思決定（SDM）のあり方
第3章 高齢腎不全患者に対するCKMのあり方
第4章 緩和ケア
第5章 長寿時代の腎不全診療の倫理と法的諸課題
第6章 多職種連携によるCKM
第7章 公的支援，ソーシャルサポート
付録（漫画による導入部分）
第2章 高齢腎不全患者に対する共同意思決定（SDM）のあり方
第3章 高齢腎不全患者に対するCKMのあり方
第4章 緩和ケア
第5章 長寿時代の腎不全診療の倫理と法的諸課題
第6章 多職種連携によるCKM
第7章 公的支援，ソーシャルサポート
付録（漫画による導入部分）
【記事】
本書は「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言(日本透析医学会,2020)」に基づき,腎代替療法の見合わせ,終了となった場合の保存的腎臓療法の在り方を示すものである。 「保存的腎臓療法」は,腎代替療法と対をなすものとして,透析非導入・中断という選択において実施される治療・ケアを包含し,透析の見合わせや終了となった場合に,腎不全に伴う合併症と,身体的,心理・精神的,社会的苦痛,スピリチュアルペインを緩和・解除することを目的としている。