【記事】
関節リウマチの診断において鑑別するべき17疾患、疾患領域をエキスパートが解説
関節リウマチの早期診断・治療において、他疾患との鑑別は非常に重要である。米国リウマチ学会(ACR)/欧州リウマチ学会(EULAR)2010年分類基準が発表されたが、関節リウマチ以外の疾患を鑑別することが必要である。そこで、日本リウマチ学会では鑑別するべき疾患リストを発表。鑑別難易度高から低の三つにグレード分けし、15の疾患グループを作成した。本書では、関節リウマチ診断の際に鑑別するべき代表的な疾患を一つ一つ取り上げ、その分野の専門家が丁寧に解説。日常診療にお役立ていただきたい一冊。なお、本書は雑誌『炎症と免疫』28巻第6号~30巻第2号に掲載された同名連載の再編である。