【目次】
第1章 気管支喘息について
第2章 気管支喘息の有病率と自然経過
第3章 気管支喘息増悪や重症化に影響を与える因子
第4章 気管支喘息の起こる機序と原因
第5章 気管支喘息の診断と鑑別すべき疾患
第6章 気管支喘息の重症度
第7章 気管支喘息治療薬とその使い方
第8章 持続性気管支喘息の予防と治療
第9章 気管支喘息急性増悪時の治療と管理─在宅管理を含めて
第10章 患者-医療者間のパートナーシップと自己管理
第11章 特殊な気管支喘息とその治療
第12章 難治性(重症)気管支喘息
第13章 咳嗽と咳喘息
第14章 喘息死およびその危険因子と喘息管理における医療者の役割
第15章 気管支喘息の入院と退院の指標
附録1 患者さんが知りたい!!気管支喘息 Q&A
附録2 おもな喘息治療薬
【記事】
「気管支喘息へのアプローチ」最新のエビデンスが満載 待望の本シリーズ第4版―国際的ガイドラインをも踏まえて―
1993年に第1版が発行された本シリーズは、新しい喘息診療のエビデンスが示されるごとに版を重ね、喘息診療の現場に活用するポイントをわかりやすく紹介し続けることで、わが国の喘息医療の発展に大きく寄与してきた。第4版となる 本書は、 わが国のガイドラインのみでなく、NAEPP、GINA、英国、オーストラリア、カナダのガイドラインをも参考として、喘息の過去から現在までの医療の変遷や展望喘息治療薬の作用機序や使用法に言及。本書の執筆中に世界に蔓延した COVID-19 と喘息に関しても実地に即して紹介。COPD、喘息とCOPDのオーバーラップ(ACO)についても詳述がなされており、呼吸器領域の医療者必読の一冊。