症状を読めるナースが知っているロジカルアセスメント
【目次】
第0歩 症状を読み解く前の長い前置き
第1歩 探し物を明確にする(検査の目的をはっきりさせる)
第2歩 本当にその検査でよいか(目的にあった検索を選択する)
第3歩 検査を正しく解釈する(検査・アセスメントの実践)
第4歩 コミュニケーションのしかた(情報をハサミは使いよう!)
エピローグ
付録 明日から使えるリファレンス集
【記事】
私たちが目前の症状に,ときに無意味とも思える検査を行い,また結果の判断を誤るのはなぜでしょう.それは日々の看護業務が“ルーティンの落とし穴”に陥っている可能性があるからです.本書では,機械的思考による弊害を避け,看護のケア過程全般にロジカル思考を行き渡らせる方法について解説します.ロジカルに症状をみて,検査方法を選び,結果を読み解くことができれば,患者個別のケアにつながり,明日の看護が変わります.