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病いの会話 ネパールで糖尿病を共に生きる

中村友香・著

出版社

京都大学学術出版会

発行日

2022/02/28

判型

A5

ページ数

383

ISBN

978-4-8140-0394-5

カテゴリ
本体価格 4,300円
(税込価格 4,730円)

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【目次】
序章 ネパールの糖尿病患者をめぐる問い
第1章 「壊れている(bigreko)」とは何を意味するか
第2章 病院・薬局での「すれ違い」
第3章 食事と薬をめぐる身体感覚と実践
第4章 病いの不確かさへの対峙と、他者との関わり
第5章 身体をめぐる交渉
終章 病いの会話と「共に生きる」こと
【記事】
「なんて無知で無教育な人々か」――阿鼻叫喚の病院の待合室,「完全にすれ違った」医師と患者/家族のやりとり,処方も指導も守らない人々が繰り広げる病いをめぐる「脈絡のない」会話――本書に描かれる事例を,ネパールの身体/社会文化に関する予備知識なく読んだ途端,あなたはそう思うだろう。しかしそれは違う。人々にとって痛く辛い経験は,科学の知識体系や検査数値とはまた別にある。理解し難いその態度は,身体の経験を,〈不器用な〉配慮の中で,皆とひたすら共有しようとする生活実践なのだ。生物医療が急速かつ無秩序に導入された国で,人々が,「共に生き共に死んできた」間身体的な生き方に,COVID-19下の私たちが何を学べるか。医療人類学の挑戦。

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