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ナイチンゲールはなぜ戦地クリミアに赴いたのか

玉井史絵・石川一洋・森田由利子・杉浦裕子・丸山健夫・小宮彩加・ 中島俊郎・大田垣裕子・金沢美知子・著

出版社

日本看護協会出版会

発行日

2022/02/20

判型

B6

ページ数

179

ISBN

978-4-8180-2390-1

カテゴリ
本体価格 2,000円
(税込価格 2,200円)

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【目次】
クリミア戦争はどのような戦争だったのか
ナイチンゲールはなぜ戦地に赴いたのか─そのまなざしを追って
「ランプを持つ貴婦人」の誕生
時を超えるナイチンゲールのメッセージ─ヴィクトリア女王勅撰委員会報告
「タイムズ」紙と戦争ジャーナリズム
アレクシス・ソイヤーとナイチンゲール─フランス人シェフによる戦地の食事改善
もう一人のクリミアの天使─メアリー・シーコール
クリミア戦争とトルストイ─作家という残酷な生き物
[コラム]クリミア半島─共存と争いの歴史
【記事】
歴史上初の「世論」が戦局を左右した戦争と言われているクリミア戦争。遠く離れた本国の人が新聞報道で戦地の状況を知り、それに対する意見を述べ、それが大きな世論となって政局を動かすこともあった。ナイチンゲールがヒロインとなったのも、この世論が大きく関係している。悲惨極まりない戦地の病院で負傷兵の看護に邁進したナイチンゲールを、人々は「クリミアの天使」と崇めた。しかし本人は、多くの兵士を死なせてしまったことに深い自責の念を抱いていたのだった。
本書は、クリミア戦争でのナイチンゲールの活躍だけでなく、当時の政治・社会・経済・文化的背景など様々な側面に焦点を当てて考察した本で、歴史好きの方にもおススメ。

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