【記事】
新生児はどのような過程を経てひとになるのだろうか。本書は、ピアジェが自身の3人の子どもたちの綿密な観察をもとに、発達心理学の原点ともいえる感覚運動的知能から表象的知能への概念を確立した、発達心理学上重要な著作である。一九七八年の翻訳刊行以降、長らく読み継がれてきた不朽の名著、装いを新たに刊行する。
(原書 Piaget, J. 1936 La naissance de l'intelligence chez l'enfant. Delachaux et Niestle.)
[ここがポイント]
◎ ピアジェの3部作の一つ、『La naissance de l'intelligence chez l'enfant』(1936)の邦訳。「復刊に寄せて」を掲載し待望の復刊
◎ ピアジェが自身の3人の子どもたちの綿密な観察をもとに、感覚運動的知能から表象的知能への概念を確立した、発達心理学における不朽の名著。