健康格差の社会学 社会的決定因と帰結
片瀬一男・神林博史・坪谷透・編著
【目次】
序 章 健康格差への社会学的アプローチ
第Ⅰ部 ライフステージの変化と健康格差
第１章 子ども期の心理社会的発達と母親のソーシャル・キャピタル
第２章 子ども期の社会経済的地位と口腔の健康
第３章 若年非正規雇用者の結婚と健康の関連メカニズム
第４章 壮年層の職業性ストレスと努力-報酬不均衡
第Ⅱ部 仕事の条件・職場の環境はどのように健康に影響しているのか
第５章 心疾患リスク要因としての過重労働
第６章 「首尾一貫性感覚」の規定因としての仕事の条件
第７章 職場のソーシャル・キャピタルとメンタルヘルス
第８章 組織的公正の実現は労働者のメンタルヘルスを改善できるか
第９章 非正規雇用がメンタルヘルスに及ぼす影響の性差
第Ⅲ部 健康格差はどのような不平等を生み出すのか
第Ⅰ部 ライフステージの変化と健康格差
第１章 子ども期の心理社会的発達と母親のソーシャル・キャピタル
第２章 子ども期の社会経済的地位と口腔の健康
第３章 若年非正規雇用者の結婚と健康の関連メカニズム
第４章 壮年層の職業性ストレスと努力-報酬不均衡
第Ⅱ部 仕事の条件・職場の環境はどのように健康に影響しているのか
第５章 心疾患リスク要因としての過重労働
第６章 「首尾一貫性感覚」の規定因としての仕事の条件
第７章 職場のソーシャル・キャピタルとメンタルヘルス
第８章 組織的公正の実現は労働者のメンタルヘルスを改善できるか
第９章 非正規雇用がメンタルヘルスに及ぼす影響の性差
第Ⅲ部 健康格差はどのような不平等を生み出すのか
【記事】
本書は、社会階層と健康の相互規定関係を解明することを目的とする。第Ⅰ部では、ライフステージごとに健康とライフイベントの関わり合いを検討、第Ⅱ部では、仕事や階層の条件がどのように健康を規定するか考察するほか、長期不況期に急増した非正規労働者のメンタルヘルスの問題を男女別に扱う。第Ⅲ部では、因果の方向を変え、健康が地位達成や家族形成にどのような影響を及ぼしているのかについて分析する。
［ここがポイント］
◎ 様々な視点から「格差」が論じられるようになって久しいが、健康という資源の格差をめぐる議論は新しく、他分野からの注目度も高い。
◎ 執筆者には医師も迎え、多角的な分析から実態に迫る。
［ここがポイント］
◎ 様々な視点から「格差」が論じられるようになって久しいが、健康という資源の格差をめぐる議論は新しく、他分野からの注目度も高い。
◎ 執筆者には医師も迎え、多角的な分析から実態に迫る。