【記事】
強迫性障害(OCD)が生活を脅かすとき、本人や家族はどう対処すべきか。ことに、当事者が子どもだった場合は? 強迫観念や強迫行為はOCDの症状であり、本人は「やめたいが自分ではやめられない」苦しみに苛まれている。
本書はOCDを患う子どもと家族のための実践マニュアルである。本書の認知行動療法プログラムを学び実行することで、子どもは自分の力でOCDに打ち克つテクニックを身につけることができる。各ステップは小さな子どもから思春期の若者にも取り組めるよう工夫されており、家族向け解説では子どもを支えるコツについて明快に、具体的に示す。OCDに邪魔されない、子どもと家族の幸せな人生を取り戻すためのテキスト。