患者をエンパワーする 慢性疾患セルフマネジメントの手引き
出版社
メディカル・サイエンス・インターナショナル
【目次】
第1章 セルフマネジメント:どんなこと? どのようにおこなう?
第2章 アクティブなセルフマネージャーになるには
第3章 リソースをさがす
第4章 よくある疾患の理解とマネジメント
第5章 よくある症状と感情の理解とマネジメント
第6章 症状マネジメントのために心を使うこと
第7章 体を動かす
第8章 生活を楽にするエクササイズ
第9章 自由と安全のための生活の仕方
第10章 健康的な食事
第11章 家族,友人,医療従事者とのコミュニケーション
第12章 セックスと親密さを楽しむ
第13章 治療方針の決定と服薬のマネジメント
第14章 糖尿病のマネジメント
第15章 慢性疾患を抱えながら働くことと生活すること
第16章 未来への計画を立てる:恐れと現実
【記事】
慢性疾患患者自らが、前向きな自己効力感を得ながら健康や疾患のコントロールに取り組むこと(エンパワメント)を医療者が促すことは重要である。本書はその役割をいかに担うべきかのヒントになる。患者共通の症状や感情を包括的に取り上げ、セルフマネジメントに際しての心構えや具体的な方法、アクションプランやそのためのツールを紹介。患者の視点に立って書かれており、患者への説明や情報提供にそのまま活用できる。医療者が患者とともに学べる一冊。