【記事】
がんゲノム医療の実現に向けて,ますますその重要性が高まる分子病理学.本書前半では分子生物学などのがんゲノム医療の礎となる知識はもちろん,DNA・RNAシークエンスやエピゲノム解析,FISHなど,各解析手法について学んでいく.後半では,分子病理専門医には欠かすことのできない,病理検体に基づくゲノム解析やエキスパートパネルなどの実践的な知識とともに,バイオバンク,AIなどの革新的な技術の活用についても解説する.分子病理専門医試験を想定した「練習問題」(109問),「症例問題」(5題)を収録.専門医試験の対策本としても,資格取得後の実践にも役立つ1冊.