【記事】
腹痛診療においては、「この患者はかなりヤバい!」「こんな疾患ではないか?」という肌感覚での重症感の推察が本質的には重要と言えます。
本書は、典型的な症状や所見からヒント(=らしさ)を感じられる疾患、感じられない状態、それぞれの診断アプローチについて解説しています。
「らしさを感じられる疾患」については、重要となる病歴・身体所見や鑑別法を紹介。「らしさを感じられない状態」については、緊急性の有無にわけて診断に迫る流れを説明しています。
ベテラン医師の熟達した技や思考回路を知れる、研修医・消化器科若手医師におすすめの一冊!