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ナイチンゲール、神の僕となり行動する

徳永哲・平尾真智子・佐々木秀美・野口理恵・眞壁伍郎・大北全俊・ 伊藤幸史・著

出版社

日本看護協会出版会

発行日

2021/10/20

判型

B6

ページ数

138

ISBN

978-4-8180-2363-5

カテゴリ
本体価格 1,600円
(税込価格 1,760円)

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【目次】
フローレンス・ナイチンゲールと信仰─宗派の壁を越えて近代看護の確立へ
クリミア看護婦人団の宗教的背景
ナイチンゲールの宗教観─神秘主義の影響とアーサー・H・クラフとのかかわりを手がかりに
フランスの愛徳姉妹会とナイチンゲール
朝の思いを大切に─カイザースヴェルト「母の家」に学ぶ
法則に向ける眼差し─『思索への示唆/真理の探究』から読み解く思想
[コラム]
19世紀イギリスの宗教事情─イングランド国教会とオックスフォード運動
聖ヨハネ看護修女会の奉仕活動
人の心を支える「食」
【記事】
ナイチンゲールにとって〈神〉とは、「祈り」の対象ではなく、貧しい人びとを救済する善意に基づく「行為」の内に存在するものでした。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそ、17歳のときに〈神〉の声を聞いた彼女が人生を捧げたものだったのです。
特定の宗派に属さず「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観に迫ります。

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