難治性下痢症診断の手引き -小児難治性下痢症診断アルゴリズムとその解説-
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「小児期から移行期・成人期を包括する希少難治性消化管疾患の移行期を包含するガイドラインの確立に関する研究」(研究代表:田口 智章) ・編
【目次】
I 難治性下痢症診断アルゴリズムの解説
II 疾患各論1:難治性下痢症診断アルゴリズムの解説:アルゴリズムに含まれる疾患の解説
III 疾患各論2:難治性下痢症診断アルゴリズムの解説:アルゴリズムに含まれていない疾患の解説
【記事】
「乳幼児において2週間以上続く下痢をきたす疾患」において,様々な病態を理解し鑑別するためのアルゴリズムが,厚生労働科学研究「小児期からの希少難治性消化管疾患の移行期を包含するガイドラインの確立に関する研究」(研究代表:田口智章)の難治性下痢症グループにより作成された.本書は診断アルゴリズムの概要を解説し,そのアルゴリズムに「含まれる疾患」および「含まれない疾患」それぞれの「概念・定義」「症状」「診断」「治療・予後」等を簡潔に解説した実臨床にも役立つ一冊.