【目次】
第1章 義肢学総論
第2章 切断者を受け持ったらどうするか
第3章 理学療法評価
第4章 下腿切断者の術前の理学療法と術後の断端管理について
第5章 下腿義足の選定と術後の理学療法
第6章 下腿義足の装着方法とチェックアウト
第7章 下腿義足完成後の理学療法
第8章 大腿切断者の術前の理学療法と術後の断端管理について
第9章 大腿義足の適合とアライメントのチェックアウト
第10章 大腿義足完成後の理学療法
第11章 股義足・膝義足・サイム義足・足部義足
第12章 上肢切断と義手
第13章 疾患別にみた理学療法の注意点(切断のリハビリテーション 臨床の実際)
第14章 義肢とスポーツ
第15章 義肢の製作と支給体系
【記事】
●「義肢」に関するテキストは多数出版されているが,義肢のパーツの名称や構成,チェックアウトに重点がおかれており,初学者が,義肢と臨床とのつながりをイメージするのに十分とはいえない.
●本書では,義肢の基本的な知識を解説したうえで,切断術前後における切断者とのかかわり方,切断者が義肢を装着するためのリハビリテーションや入院中のリハビリテーション,退院後に社会参加を促すためのフォローなど,切断者のリハビリテーションに必要な一連の知識と技術を解説.
●歩行練習や車いすからベッドへの移乗動作,ADL動作,階段昇降などの連続写真・イラストを多用することにより,初学者でも,義肢と臨床とのつながりがイメージしやすい.