初学者にも、ベテランにも役立つ音楽療法 効果・やり方・エビデンスを知る 第4版
【目次】
chapter1 わが国における音楽療法の現状
chapter2 音楽療法の歴史
chapter3 音楽療法の定義・形態・対象
chapter4 高齢者への音楽療法
chapter5 障害児への音楽療法
chapter6 精神障害者への音楽療法
chapter7 医療現場での音楽療法
chapter8 音楽療法におけるEBMとNBM
chapter9 音楽療法・音楽療法士の今後の問題
chapter10 看護と音楽療法
【記事】
2006年の発行以来、改訂を重ねていた『補完・代替医療 音楽療法』。本書は、音楽療法の生み出す心理学的・生理学的効果について様々な研究結果をもとに解説し、また具体的な実践方法や成功のポイントまで、音楽療法の流れをまとめたものであった。
『補完・代替医療 音楽療法』の初版発行からこれまでの間、医療・看護における音楽への関心は高まり、音楽療法は、高齢者や障害児、精神疾患を抱える患者などをはじめ、幅広い分野で取り入れられるようになってきた。それに伴い、音楽療法士の国家資格化・音楽療法の保険点数化の声も生まれ、需要は高まってきている。
この度、新たな執筆者を迎え、書名も新たに『初学者にも、ベテランにも役立つ音楽療法 効果・やり方・エビデンスを知る』(第4版)としてリニューアルした。音楽療法の需要が高まるなか、音楽療法士だけでなく、看護学生、看護師、医療従事者にも知ってほしい音楽療法の知識をここに集約した。音楽療法のやり方や効果、エビデンスをまとめ、実際の臨床に役立つ1冊となっている。また、ホスピス・緩和ケアにおける音楽療法セッションの映像付き。