道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる
【目次】
第1章 間違った介護支援が老後の幸せを奪う
第2章 誰も助けてくれない「介護後進国日本」の現状
第3章 老後の幸せを守るために必要な介護とは
第4章 家族が、自分が倒れる前に知っておきたい介護の基礎知識
第5章 これからの介護の未来はどうなるのか
第6章 医療の現場と介護の現場から語るこれからの高齢者への支援とは
【記事】
青信号で道を渡り切れず、怖くて買い物にも行けない。
トイレに間に合わず、オムツを重ね履きしている。
長期間の寝たきり生活を送り、家族に迷惑をかけているのが申し分けない。
間違った介護と医療で、急激に身体が弱っていく高齢者。
どんな介護をするかで、あなたや家族の「老後の幸せ」が決まります。
介護経験者は、次のようなことで後悔しています。
・施設選びで失敗。母親が驚くほど弱って帰ってきた。
・情報と余裕がなさすぎて、すべてケアマネジャーの言う通り。
本当にそれでよかったのか、いま考えると疑問が残る。
・社会福祉サービスをもっと最初から使っておけばよかった。
・胃ろう・人工呼吸器はやめておけばよかった。
・親が弱っていったのに気づくのが遅れた。
もっと早くから手を差し伸べていればよかった。
・1人で抱え込みすぎて、ストレスから家族にきつくあたってしまった。
「介護後進国日本」では、
誰かに任せっきりの介護では、
幸せな最期を送れる可能性が、ぐっと下がります。
「本当に、家族も本人も幸せになる介護とはなにか」を
介護の現場で追い求め続けてきた著者が教える、
家族も本人も後悔しないための介護の「答え」。