【記事】
患者さん、特に高齢者の表現の背景には、”心の動き”も含めた複合的な要因が存在しています。
正しく見立てられづらく、診療科をまたがり治療が錯綜しがちな「多病態併存」の読み解き方を、主に精神神経領域、内科領域の現場から解説しています。
先行世代の精神科医へのエディプス葛藤(complex)と、身体医学に対する劣等感(complex)を抱えた著者が、症状や疾患が織りなす複雑系(complex)を、精神科への苦手意識(complex)を持つ読者に向けて提示した一冊です。サイカイアトリー・コンプレックスにようこそ。