武装せよ!当直研修医のためのERのTips~288個のレジデントクエスチョン
【目次】
はじめに クリニカル・ディシジョン・ルール
1.市中肺炎のマネジメントとオペレーション
2.咽頭痛のマネジメントとオペレーション
3.頭痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
4.胸痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
5.呼吸困難のクリニカル・ディシジョン・ルール
6.失神のクリニカル・ディシジョン・ルール
7.意識障害のDifferential Diagnosis
8.めまい・ふらつきのDecision Making
9.腹痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
10.腰痛のRed Flag
11.吐血のクリニカル・ディシジョン・ルール
12.麻痺のマネジメントとオペレーション
13.敗血症のクリニカル・ディシジョン・ルール
14.クループのクリニカル・ディシジョン・ルール
15.中耳炎のクリニカル・ディシジョン・ルール
16.乳児発熱のマネジメントとオペレーション
17.頭部外傷のクリニカル・ディシジョン・ルール
18.頸椎部外傷のクリニカル・ディシジョン・ルール
19.股関節痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
20.膝関節痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
21.足関節痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
22.ER の用法注意薬
23.ER のDose
【記事】
泣くな、研修医!経験値不足を武装する、288のレジデントクエスチョン!
『泣くな研修医』(中山祐次郎著、幻冬舎文庫)で知られるように、日本の夜間救急外来は当直研修医によって支えられています。指導医によるしっかりとした指導があるかと思いきや、それが希薄な病院も多々あり、目の前の患者さんの対応に泣き泣き対応している研修医があるのも真実でしょう。
本書は2016年に刊行されたものを、著者の研修医教育に対する熱い想いと最新情報を盛り込み、大幅な誌面改変を行って、研修医が救急外来で抱える疑問や悩みどころを288のレジデント・クエスチョンとして答える形にまとめあげました。気合入って初版より200頁ほど増頁となっていますが、一気に読めてしまうと中山祐次郎先生のお墨付き。
救急外来で一人泣いている研修医に寄り添える書になればと思います。