【記事】
認知症ケアの現場で対応に苦慮することの多い,もの盗られ妄想や徘徊,攻撃的行動,繰り返し質問といった「認知症の行動・心理症状(BPSD)」については,今や,発症してから対処するのではなく,〝予防〟が非常に重要になってきています.
本書を読み通すことで,BPSDについて正しく理解し,予兆に気づいてBPSDの発症を防ぐための考え方や具体的な対応を学び,ケアの効果を客観的にとらえる方法を習得することができます.
どのような局面にも柔軟に対応できる介護・ケアの力を身につけ,認知症の人が笑顔で過ごせるようになることを願う,認知症に関わるすべての医療・ケアスタッフの方々に読んでいただきたい内容となっています.