超高齢社会における「老い」のあり方と「介護」の本質 「高齢者のための国連原則」から考える
【目次】
序 章 なぜ介護の基盤となるケアは成立したのか──生命史・人類史から見たその必然性
第1章 介護の基盤となるケア──人間の本能に基づく根本的な営み
第2章 高齢者の生き方とその基本原理──高齢者のための国連原則を踏まえて
第3章 高齢者介護のあり方と施設が担うべき役割
第4章 高齢者のための地域包括ケアへの挑戦──新しい未来に向けて
【記事】
超高齢社会における「老い」のあり方と「介護」の本質は、どのようなものか。国連総会で決議された「高齢者のための国連原則」ならびに地域・社会と連動した就労支援・地域包括ケアを推進している社会福祉法人市原寮(京都市左京区)の取り組みを基に、超高齢社会における高齢者に求められる「生き方・心構え」ならびに「介護」を解説。また「尊厳・自立・自己実現・社会参加・ケア」をキーワードとして、高齢者が社会で活躍できる地域包括ケアを実現するための手法についても網羅。「2025年問題」という来るべき「現実」を見据え、私たちの地域で高齢者が一生を幸せに過ごしていくための方策を提言した一冊。
[ここがポイント]
◎ 「高齢者のための国連原則」を基盤とした介護のあり方・理念を提示。
◎ 高齢者に求められる超高齢社会における「老い」(生き方・心構え)を提示。
◎ 地域・社会と連動した実践事例を紹介。