医療系データのとり方・まとめ方―SPSSで学ぶ実験計画法と分散分析
【目次】
第1章 データとその性質
第2章 対象を選ぶ・割り付ける
第3章 データをとる前の準備
第4章 実験計画法を考えてみよう
第5章 データをとる・とったら
第6章 統計的検定手法の選択
第7章 1元配置分散分析
第8章 2元配置以上の分散分析
第9章 1要因の反復測定分散分析
第10章 2要因以上の反復測定分散分析
第11章 分割プロットデザインによる分散分析
第12章 共分散分析
第13章 線形混合モデル
【記事】
本書を書くきっかけは、もっとデータのことを考えて欲しいという願いからです。より適切な解析手法を探ることは大切です。しかし、グラフを描く習慣を身につけたら、“データは数値そのものではなく、点と線で表現すると生きる。重要なことを訴える”と気付いたのです。データをとる前の計画、とり方、とった後の評価ということの大切さを知り、基本的な内容ですが、本書で紹介することにしました。後半では統計解析を行う上で最もややこしい、分散分析の手法を解説。線形混合モデルにも触れています。