【記事】
ものづくりのための3Dプリンタガイドブック第2弾!!「この本があれば必ず3Dプリントできる!」をテーマにした道具カタログ。
第1弾『はじめてでも簡単 ! 3Dプリンタで自助具を作ろう』では3Dプリンタに関わるツールやサイトを満遍なく紹介し、簡単なモデリング方法を含めたツールの使い方など「自分で最初から最後まで作る」方法を紹介した。
今回は「まず出力してみること」に焦点を当て、QRコードからデータを直接ダウンロードしてすぐに出力できるようにした。200を超える暮らしの道具のデータを掲載!カタログから好きな道具を選んで3Dプリントしてみよう。
好きなものを出力するだけでなく、当事者にカタログを見せて「こんな自助具がほしい」とニードを引き出すきっかけとして使用することもできる。実際にセラピストが当事者からヒアリングして自助具を作った過程や3Dモデルデータを活用した事例も多数収録している。
3Dプリンタに慣れると既存のものを出力していくだけでは物足りなくなるかもしれない。そのために、数値を変えるだけでデータ上の物の厚みや大きさを変えられる「パラメトリック・デザイン」のモデルデータも収録している。また、第1弾では実際の道具作りを順を追って紹介しているので、そちらも参考にしてほしい。
一人ひとりに合わせたものづくりが浸透し、生活を便利にする道具が見直されていけば、誰にとっても暮らしやすい社会が実現できるかもしれない。まずはものづくりの参加へ一歩踏み出してみよう。