【記事】
病態・治療、患者の意向、QOLなどを総合的にとらえた「皮膚障害のケア」を提案。
エンド・オブ・ライフ期にある人にとって、皮膚障害による痛みは他の病期よりも強く、この時期特有のトータルペインを増強することにもつながります。一方、皮膚障害のケアには痛みが伴うため、積極的にケアを行うか、症状緩和を優先すべきかに悩む看護師も多いといわれます。患者の苦痛を和らげるために、その人の状況に合わせてケアを工夫することが必要です。
本書はエンド・オブ・ライフ期にある人の心身の特徴に合わせた皮膚障害のケアについて解説しました。がん、心不全、脳卒中、認知症などさまざまな疾患のケアに役立つ一冊です。