WHOガイドライン 成人・青年における薬物療法・放射線治療によるがん疼痛マネジメント
【目次】
謝辞
略語
エグゼクティブサマリー
推奨のサマリー
1.はじめに
2.本ガイドラインの目的と対象
3.ガイドラインの論点
4.ガイドラインで用いられた手法
5.がん疼痛マネジメントの基本指針
6.成人・青年における薬物療法・放射線治療によるがん疼痛マネジメントのための推奨事項
7.研究課題
ANNEX1.痛みの評価
ANNEX2.システマティックレビューおよびガイドラインの作成方法
ANNEX3.システマティックレビューエビデンスのプロファイルとエビデンステーブル
ANNEX4.ガイドライン作成の背景および作成者の経歴に関する詳細
ANNEX5.オピオイド鎮痛薬と国際条約
ANNEX6.薬理学的特徴とオピオイド換算表
ANNEX7.エビデンスのネットワークメタアナリシス:がん疼痛・突出痛管理(治療)の開始と維持のための鎮痛薬の比較
ANNEX8.用語集
【記事】
WHOが2018年に公表した“WHO Guidelines for the Pharmacological and Radiotherapeutic Management of Cancer Pain in Adults and Adolescents”の翻訳版。
緩和ケアに携わる医療者ならば誰もが知る「がんの痛みからの解放(Cancer Pain Relief)」(1986年)の後継にあたるガイドラインがいよいよ日本語版として刊行された。専門家の報告に基づいて作成された前書までとは異なり、新しいガイドラインはエビデンスに基づく標準的な手法で作成されている。また、これまで重視されてきた「三段階鎮痛ラダー」はANNEXに移動し、教育ツールの一つという位置づけになった。