心理学超全史(上) ~年代でたどる心理学のすべて~
ウェイド・E・ピックレン・著・川口潤・監訳・ 大森佳子・久米佑天・訳
【目次】
はじめに
紀元前1万年 シャーマニズム
紀元前6500年 穿せん頭とう術
紀元前5000年 手相占い
紀元前700年 心理占星術
紀元前528年 釈迦の四諦
紀元前500年 儒教思想
紀元前350年 アリストテレスの霊魂論
紀元前350年 アスクレーピオスと治療技術
紀元前200年 バガヴァッド・ギーター
160年 体液説
900年 肉体と魂の維持
1025年 医学典範
1357年 ベドラム
他
【記事】
人間の心の働き以上に魅力的なものはあるでしょうか?
本書は心理学界の著名な人物,研究や理論,出来事など,上下巻合計250 の重要トピックが,紀元前1 万年から現代までの時系列に整理された心理学の歴史大事典です。心理学と科学史を専門とするウェイド・ピックレン博士が,古代の幸福哲学から骨相学,性的タブー,電気ショック療法,多重人格障害,悪の性質など,物議を醸すトピックもわかりやすく解説します。1トピックが1ページに簡潔にまとめられており,美しい関連写真や絵画なども掲載されているので,とても読みやすく,論理的理解と視覚的なインスピレーションを同時に味わうことができます。
心理学や歴史に興味のある人,心理学を学ぶ学生の方にはもちろん,自分自身と世界についての理解を深めたいすべての人におすすめです。