心理学超全史(下) ~年代でたどる心理学のすべて~
ウェイド・E・ピックレン・著・川口潤・監訳・ 大森佳子・久米佑天・訳
【目次】
1946年 ロゴセラピー
1947年 クライアント中心療法
1948年 自己成就的予言
1948年 神経可塑性
1948~1953年 キンゼイ報告
1949年 ビッグ・ファイブ・パーソナリティ特性
1949年 千の顔をもつ英雄
1950年 ストレス
1950年 抗不安薬
1950年 アイデンティティの危機
1950年 権威主義的パーソナリティ
1950年 家族療法
1950年 洗脳
1951年 ゲシュタルト療法
1951年 服従と独立
1952年 ソロモンの指環
1952年 抗精神病薬
他
【記事】
人間の心の働き以上に魅力的なものはあるでしょうか?
本書は心理学界の著名な人物,研究や理論,出来事など,上下巻合計250 の重要トピックが,紀元前1 万年から現代までの時系列に整理された心理学の歴史大事典です。心理学と科学史を専門とするウェイド・ピックレン博士が,古代の幸福哲学から骨相学,性的タブー,電気ショック療法,多重人格障害,悪の性質など,物議を醸すトピックもわかりやすく解説します。1トピックが1ページに簡潔にまとめられており,美しい関連写真や絵画なども掲載されているので,とても読みやすく,論理的理解と視覚的なインスピレーションを同時に味わうことができます。
心理学や歴史に興味のある人,心理学を学ぶ学生の方にはもちろん,自分自身と世界についての理解を深めたいすべての人におすすめです。