【記事】
心臓形態形成・疾患発生を理解し,診断・治療に活かす!
心臓構造の基本的な理論を今の時代に合わせ整理し,先天性心疾患の臨床に直結した形で,心臓発生学および最新の分子生物学の知識を還元する書籍。
先天性心疾患の治療に役立つ発生学・形態学についてイラストを交えながら丁寧に解説しており,心臓の発生過程のどの部分の異常により先天性心疾患が発生するのかについて,部位別かつ時系列的に記述し,また,心臓発生学・分子生物学の分野に関連して,基礎から最先端のトピックスについても記載している。
改訂にあたっては「発生・成り立ち」に関する記載内容をさらに充実させ,掲載項目についても旧版より細分化している。紙面では解説の見出しを統一することで,読者が理解しやすい内容となっている。