【記事】
本書は,「保健師国家試験出題基準(平成30年版)」の保健医療福祉行政論において示された全内容(大項目1.保健医療福祉行政・財政の理念と仕組み 2.社会情勢の変化と保健医療福祉行政の考え方の変遷 3.保健医療福祉行政の分野と制度 4.保健医療福祉の計画と評価)に対応しています。
本書では,保健師として公衆衛生看護を実践するうえで不可欠な知識として,保健医療福祉行政のしくみや制度の変遷とその内容,保健福祉計画の策定から評価まで具体的に解説しています。また,近年とくに保健師に求められている施策化能力を身につけるための教材として,保健事業の立案プロセスを学ぶ紙上演習を掲載しています。それぞれのテーマについて,本文で基本的な解説を記し,図表やプラス・ワン欄によって具体的な情報を掲載することで,「現場のにおい」が感じられるような実践的な学習ができるように配慮してあります。