【記事】
医療法改正によって、地域格差あるいは施設間差のない臨床検査結果を医療へ提供するために、どの施設においても最低限定められた方法で質的保証をすることが義務化されました。まさに“精度管理なくして臨床検査はなし得ない”という時代のなかで、「どのような記録を?」、「どのような方法で?」、「どの程度残したらよいのか?」という多くの声に応えるのが本書です。執筆は全国・地域で各分野の精度管理を牽引してきたエキスパートが担当し、法改正の概要とその要求事項、精度管理の考え方や分野ごとの精度管理時のポイントを網羅して1冊にまとめています。また、法的要求事項に対応するための具体的な記載レイアウトを多く盛り込んでいますので、精度管理担当者が本書1冊で全分野の精度管理要点を把握し、各施設の現場にあわせて応用できる内容としています。