【目次】
CHAPTER 1 成年後見制度・日常生活自立支援事業
CHAPTER 2 身寄りがない人に対する医療および医療行為
CHAPTER 3 家族信託
CHAPTER 4 認知症と消費者被害
CHAPTER 5 自立支援医療制度・精神障害者保健福祉手帳
CHAPTER 6 犯罪行為(窃盗・万引き)
CHAPTER 7 認知症高齢者と虐待
CHAPTER 8 認知症患者と身体拘束
CHAPTER 9 道路交通法(運転免許)
CHAPTER 10 認知症と個人情報保護法(含カルテ開示)
CHAPTER 11 遺言・相続に関わる係争
CHAPTER 12 末期ならびに終末期医療をめぐる法的問題
CHAPTER 13 認知症診療における病名告知の法的問題
CHAPTER 14 法律問題に関するQ&A
【記事】
認知症患者の暴力行為に対する法的な対応,認知症患者は遺言状を作成できるのか,病名告知の問題など,臨床の現場で直面する法律問題は多岐にわたる.本書では,長年認知症診療に関わってきた著者が,認知症診療に携わるなかで経験する可能性のある法制度・法律問題について丁寧に解説する.