【記事】
4年ぶりの改訂で、新規に上梓された循環器薬や、使い方が変わった薬剤に対応。 “なぜ” “どうして”その循環器薬が効くのか、循環器専門以外の医師や研修医、看護師にもその科学的根拠がわかるよう平易に解説。 本書を読めば、「ANPの心保護作用って何?」「スタチンを使うとどうして筋肉障害が起きるの?」「利尿薬を使うとどうして尿酸値が上がるの?」など日常診療で遭遇する疑問の答えが見つかるとともに、「降圧薬を飲んでいる時はなぜグレープフルーツは食べちゃダメなの?」などといった患者から受ける質問に対して明確に答えられるようになります。 また、各疾患別Chapterの最後には[薬剤選択のヒント]として、処方のポイントを紹介。たとえば、「心不全ではACE-1とARBどちらを選択するか」「慢性冠症候群でのβブロッカー、Ca拮抗薬、硝酸薬の使い分け」など、循環器専門医の処方の真髄が垣間見れると同時に、より理解が深まる内容目白押しです。