【目次】
1章 パーキンソン病とは
2章 パーキンソン病患者の誤嚥の現状
3章 パーキンソン病患者の栄養障害の特徴
4章 パーキンソン病の呼吸機能障害と嚥下機能の特徴
5章 パーキンソン病に対する嚥下機能評価
6章 パーキンソン病に発生する摂食嚥下障害の特徴と評価
7章 オン,オフと食事提供の考え方
8章 パーキンソン病の摂食嚥下障害に対する多職種連携アプローチ
9章 姿勢と呼吸を意識した摂食嚥下障害に対する介入の意義
10章 喉頭の位置を意識するポジショニング
11章 パーキンソン病の食支援
12章 総括
【記事】
パーキンソン病患者のほとんどに発生する誤嚥を防ぎ,誤嚥性肺炎を起こさせないためのノウハウが詰まった1冊。
実際のリハビリテーション場面(病院,患者自宅など)の写真を多数掲載し,食事時に咽せたり誤嚥を生じている患者に対してPT・OT・STが「いま何が出来てどう改善できるか」をトータルアプローチの視点から具体的に解説。
パーキンソン病の特徴的症状に対する薬物療法や,体重減少を予防する栄養管理などの基本事項をおさえつつ,リハビリテーション関連職種として「安全で機能的な摂食」を実現するための「姿勢」と「呼吸」に焦点を当てた介入を紹介する。