【目次】
LECTURE 1 神経障害理学療法総論
LECTURE 2 脳の機能と構造(1)運動
LECTURE 3 脳の機能と構造(2)感覚,脳血管の走行と灌流領域
LECTURE 4 脳血管障害
LECTURE 5 その他の脳損傷疾患 頭部外傷,脳腫瘍,低酸素脳症
LECTURE 6 中枢性運動障害の病態
LECTURE 7 中枢性運動障害に対する評価(1)機能障害(impairment)
LECTURE 8 中枢性運動障害に対する評価(2)活動・参加(activity/participation)
LECTURE 9 脳卒中後片麻痺に対する理学療法(1)
一般的トレーニングと課題特異的トレーニング
LECTURE 10 脳卒中後片麻痺に対する理学療法(2)
装具療法,機能的電気刺激,電気刺激療法,ロボット治療
LECTURE 11 脳卒中後片麻痺に対する理学療法(3)合併症
LECTURE 12 脳卒中後片麻痺に対する急性期の介入
LECTURE 13 脳卒中後片麻痺に対する回復期の介入
LECTURE 14 脳卒中後片麻痺に対する理学療法の実際(1)急性期
LECTURE 15 脳卒中後片麻痺に対する理学療法の実際(2)回復期
【記事】
神経障害理学療法学の特徴は,「脳」の障害を対象としているところにある.
そして,脳の皮質レベルの損傷はその部位によってさまざまな問題が生じるため,理学療法を展開するためには脳の機能局在と脳血管の走行を徹底的に理解する必要がある.
改訂にあたり,解剖-生理の知識を整理しなおし,脳の機能と運動障害の関係、片麻痺症状に対する理学療法について,より効果的に学習できる構成とした。