【記事】
自閉スペクトラム症(ASD)をもつ子どもを学校のクラスに迎えることになったとき役立つガイドブック。
通常学級か特別支援学級(学校)かを問わず,学校における子どもの教育目標は問題行動をなくすことではなく,その子にとって意味ある学びを創ることにある。教師が発達障害児へのかかわり方の手本を示すことで,他の子どもたちにも多様性を育む教育実践となるだろう。本書では発達障害の基本的な理解から実際のかかわりまで具体的にわかりやすく解説。担任教師の役割,学校と親,支援者との連携の重要性など,子どもの特性に合った適切な教育・支援をどう組み立て運用するか,系統的に学び実践できる一冊。