【記事】
いつの時代も人類の生存を大きく決定してきた、量的側面としての「人口」と質的側面としての「健康」。本書は、この二つのアプローチのもと日本史・世界史における諸問題を検討する。新型コロナウイルスという新しい感染症の脅威に直面し、世界史的な転換点となるかもしれないとさえ言われているいま、人口、そして感染症とそれに対する医療・公衆衛生をめぐる人類の歩みを多角的に考察する。
[ここがポイント]
◎ 新型コロナウイルスが猛威をふるう今、人類と人口、感染症をめぐる歴史を一流の執筆陣が多角的に考察する。
◎ ウイルス学の権威である竹田美文氏(元国立感染症研究所長)、や加藤茂孝氏(元国立感染症研究所室長)によるコラムも収載。