【記事】
治療と癒しの二項対立として整理された、マギル大学医学部が提唱するWhole Person Care(WPC)は、科学的根拠に基づいた医療に加え、患者との関係性に焦点を当てたプログラムで、これは全ての医療の根底に流れる考え方でもある。医療技術が目まぐるしく発展している今だからこそ患者と医療従事者のお互いの在り方について改めて考えるきっかけとなる書籍である。
医療AI時代に「心を調え、心を開き、心を込める」ために実践すべきこととはどのようなことか。
患者から学び、人生の豊かさが掴める一冊。