はじめての在宅小児リハビリテーション 訪問だからできる発達支援、生活支援
【目次】
第1章 在宅小児リハビリテーションのことはじめ
第2章 在宅小児リハビリテーションに必要な「もの」と「こと」
第3章 実際の訪問業務の組み立て(準備,契約,記録,医療請求など)
第4章 脳性麻痺
第5章 発達障害について
第6章 先天性の異常
第7章 ライフステージごとの介入
第8章 未来への指針
【記事】
小児訪問リハビリテーションの専門セラピストが書き下ろした実践的ヒント
はじめてお宅に訪問して行う小児リハビリテーションは誰もが緊張することだろう。
お子様の状態はどれほど大変であることだろう。
状態が悪くなったらどうしよう。
そもそも自分に何ができるのだろうか?
一方、お子様の成長する場である「家」で行う小児リハビリテーションには多くのメリットがある。
日常生活と緊密に連動し、疾患や症状の変化に対応できる。
ごく自然な普段の様子を間近で評価し、体調や必要度に応じて発達を支援する。
そして、日々の「出来た!」の場面に立ち会える。
こうしたいくつものメリットや在宅小児リハに必須の知識、技術的な面や実際の組み立てについて、これまで長い間小児訪問リハに関わってきた筆者の経験から具体的にまとめた。
本書が、これから在宅小児リハに関わるセラピストの方のお役に立てば幸いである。