秀吉の六本指/龍馬の梅毒 Dr.シノダが読み解く歴史の中の医療
【目次】
序章 天上天下唯我独尊
第I章 望月の欠けたることもなしと思へば
第II章 遺し置く そのみどり子の 心こそ 思ひやられて かなしかりけり
第III章 浪速のことも夢のまた夢
第IV章 重荷を負うて遠き道を行くが如し
第V章 埋もれておらむ 心なき身は
第VI章 今一度日本を洗濯致し候
第VII章 晋どん、もうここらでよか
第VIII章 逆風の時こそ凧は高く上がる
第IX章 やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ
第X章 高く飛ぶためには 思いっきり低くかがむ必要がある
【記事】
「豊臣秀吉には指が六本あった」「坂本龍馬は梅毒に冒されていた」あるいは「あの有名人が医療過誤で死亡していた」…
歴史上の人物が冒された病いや、歴史のターニングポイントにおいて医療が果たした役割、はたまた今では考えられないような医療など、通常の医学教育では得られないニッチな話題を100話に凝縮。医師であり歴史小説家の著者が独自の視点を交え、時には真面目に、時にはユーモラスに読者に語りかける。