【目次】
◆りはびり/三谷直子(CRPS当事者)
◆エールを/来間佳世子(CRPS当事者,看護師)
◆リハビリは「私自身と向き合う」ことのできる時間/田中千尋(理学療法士)
◆患者としての私と理学療法士としての私/今若華菜(理学療法士)
◆ある脊髄損傷患者さんとの出会い/嘉本みゆき(理学療法士)
◆家庭というコミュニティが心と身体を自律させていく/森脇拓郎(理学療法士)
◆繋がり/福代大輔(作業療法士)
◆それぞれの病期に対する目標設定/佐藤佑一(作業療法士)
◆私の臨床とcoffee/福田 淳(理学療法士)
◆変わり続ける生活と変わらない志向性/安部あゆな(作業療法士)
◆離島での経験が羅針盤となる/門脇正朋(理学療法士)
◆ハッとした言葉,忘れられない出来事/道端ゆう子(理学療法士)
◆臨床のしおり/松本拓也(理学療法士)
他
【記事】
セラピスト,看護師,患者…あるいは病院や在宅…
職種や場所を越えて聞こえてくる
モノローグとダイアローグ
「私たちはリハビリテーションという経験の中で何をしているのだろう…誰のために,何のために.臨床は同じことの繰り返しではない.きっとそれは日々の経験によって造形されていく.」
総勢22名の“それぞれの自分史” “それぞれのリハビリテーション史”を収録したエッセイ集.
リハビリテーションの現場で紡がれてきたそれぞれの経験が,寄稿とインタビューという構成で真摯に語られています.
著者たちと実際に関わってきたセラピストが編者となり,著者たちが描いた経験の意味をさらに掘り下げ、当事者のさまざまな声があふれる世界を生き生きと伝えます.