公認心理師の基本を学ぶテキスト② 心理学概論 歴史・基礎・応用
川畑直人・大島剛・郷式徹・監・加藤弘通・川田学・編著
【目次】
序 章 あたらしい心理学のはじまり
第1章 心理学史──心の多様なとらえ方の過去から未来を想像する
第2章 生理と神経──心の生物学的基盤
第3章 知覚と認知──適応と学習のために世界を知る働き
第4章 発達と学習──人間の変化をつかむ
第5章 言語と思考──言葉のしくみとその発達
第6章 記憶と感情──記憶が支える人の認知的活動
第7章 パーソナリティ──その人らしさを考える
第8章 社会と人間行動──社会,集団,文化の中での人間について考える
第II部 心理学の応用と公認心理師が活躍する現場
第9章 教育と学校──学習と心理適応を支える
第10章 犯罪と司法──その原因と対応
第11章 産業と組織──職場,仕事,人を理解する
第12章 医療と健康──メンタルヘルスを支える知識と方法
第13章 家族と福祉──育ち暮らす場への心理的援助
第14章 障害とアセスメント──支援につなげる理解のために
第15章 心理療法──その理論と実践
【記事】
公認心理師カリキュラムにおける必修科目「心理学概論」では,「心理学の成り立ち」と「人の心の基本的な仕組み及び働き」を学ぶこととされている。本書では,このカリキュラムに対応したテキストとして,広い範囲の心理学の知識を概観し,その歴史・基礎・応用について理解することを目的とする。多様な知見を参照しながら自ら思考し実践を行う心理職として学びつづけていくための最初の一冊。