医学書のことならお任せください

日本医書出版協会認定
医学書専門店

営業時間

10:00-19:00
(平日)
11:00-19:00
(日・祝祭日)

定休日なし(臨時休業有・お盆・年末年始等)

山形市大野目3-1-17

電話023-631-6001

FAX023-632-1168

高陽堂書店ロゴ
カートを見る 0
0円

現在カート内に商品はございません。

人体は流転する 医学書が説明しきれないからだの変化

ギャヴィン・フランシス・著・鎌田彷月・訳・原井宏明・監

出版社

みすず書房

発行日

2020/04/10

判型

A5

ページ数

320

ISBN

978-4-622-08890-5

カテゴリ
本体価格 3,400円
(税込価格 3,740円)

出版社の在庫状況により、
お取り寄せできない場合がございます。

カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
【目次】
1 変わりゆくものを見つけに

2 狼人間 満月に激越をきたす

3 懐胎 存在する理由その一と二

4 睡眠 夢のありか

5 ボディビルディング たぎる血の行方

6 頭皮 角(つの)と恐怖と栄光と

7 誕生 心臓を手直し

8 若返り 若さと美しさの錬金術

9 タトゥー 変貌の術(アート)

10 拒食症 自制にとらわれて

他24
【記事】
〈生きていることは、終わりのない身体変容のただなかにいることだ。成長し回復しながら、適応し老化しながら、わたしたちのからだはどうしてもかたちを変えてゆく――そして、睡眠や記憶や学習によって、心も変わりゆく〉

生まれくること、死にゆくこと。それは始まりと終わりを意味するのではなく、どちらも人体が変わりつづけるプロセスにすぎない。それでも私たちは、古来より生と死に区切られた儚い時間のすべてを費やして、変化する身体とそれを受容する心を育みつづけてきた。

スコットランドの家庭医・フランシスの診療所にも、毎日のように変化に直面する人びとがやってくる。13歳で身ごもった少女、筋肉増強に魅せられた男性、新しい性別で生きることを決意した学者――。

今日、医学は私たちの身体をコントロールすることにおいて前例のない力を持っているが、その力にも限界がある。私たちは、けっして避けることのできない「変わりゆく自分」とどう共生してゆけばよいのだろうか。患者たちとのエピソードに、歴史・芸術・文学・神話の知識を織り交ぜながら鮮やかに描く、臨床医学的博物誌・第2弾。

カテゴリ一覧

ページトップへ