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ブラックジャックの解釈学 内科医の視点

水上勝義・著

出版社

金芳堂

発行日

2020/04/20

判型

A5

ページ数

292

ISBN

978-4-7653-1828-0

本体価格 2,400円
(税込価格 2,640円)

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【目次】
•第1章 認知症におけるBPSD

•第2章 BPSDと鑑別が必要な状態

•第4章 BPSDの対応─非薬物的対応

•第5章 BPSDの薬物療法 総論

•第6章 BPSDに対する薬物療法 各論(その1)─抗認知症薬

•第7章 BPSDに対する薬物療法 各論(その2)─漢方薬、抗不安薬、抗てんかん薬

•第8章 BPSDに対する薬物療法 各論(その3)─抗精神病薬

•第9章 睡眠障害に対する薬物療法

•第10章 うつに対する薬物療法

•第11章 BPSD難治例に対する特殊身体療法

•第12章 認知症患者の薬物療法に関連する諸問題─服薬アドヒアランス、多職種連携、ポリファーマシー
【記事】
•行動・心理症状(BPSD)は認知症本人の苦痛や家族負担感が大きく、認知症の人の在宅生活を困難にさせるため的確な対応が求められます。BPSDの発症過程には心理環境面が大きく影響していることから、これらに対するアプローチが最も重要です。本書では、薬物療法の前に、BPSDの特徴や非薬物的対応についてふれています。

•非薬物的対応の効果が得られない場合や緊急性を要する場合には薬物療法が検討されます。BPSDに対する薬物療法は、症状を押さえ込むことが目的ではなく、本人の苦痛を軽減し、BPSDのために生じている生活のしづらさを改善することが目的となります。そのためには、安全への配慮が最も重要です。BPSDの治療薬の多くは適用外使用であり、とくに慎重な治療が求められます。薬物療法の適否の判断、より安全な薬剤の選択、効果と副作用の慎重な評価、薬物療法の終了にむけてのアプローチといった一連の作業が必要になります。

•薬物療法については総論と各論に分け、各論では各薬剤の効果や副作用、使用上の留意点などについて述べています。BPSDに対するガイドラインを紹介していますが、本書は基本的には安全性ガイドラインのスタンスをとります。ただしガイドラインで扱われていない薬剤も紹介しています。また実際の処方の仕方などにもふれ、実用的な内容になるよう配慮しました。

•認知症のひとにやさしい地域づくりの新オレンジプラン推進においてもBPSDの対応は重要であり、安全性に配慮した適切な薬物療法が求められます。本書が認知症の本人ならびに家族の支援や生活の質の向上の一助となれば幸いです。

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