【目次】
1 高血圧の診断と疫学
2 二次性高血圧のスクリーニング
3 臓器障害の評価
4 治療計画の策定 高血圧の管理および治療の基本方針
5 生活習慣の修正
6 降圧薬治療
7 治療抵抗性高血圧
8 合併症を有する高血圧の管理 脳血管障害,心疾患,腎疾患,糖尿病
9 女性の高血圧
10 専門医に紹介するポイント
11 患者指導のポイント すべての診断・治療は,医療者の言葉を添えて
付 録 降圧薬一覧
索 引
【記事】
日本高血圧学会が総力を挙げて編集・執筆した,高血圧の実地診療にかかわるすべての医師・医療従事者に向けた診療ガイドブック.高血圧は日本に4,300万人いると推定されている最も多い生活習慣病である.本書は「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」に準拠し,エビデンスに基づく診療方針をふまえつつ,診断から評価,治療の一連の流れはもちろん患者指導のポイントまで,日常診療における対応をわかりやすく簡潔にまとめた実践的な一冊となっている.