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臨床医学の誕生

ミシェル・フーコー・著・神谷美恵子・訳

出版社

みすず書房

発行日

2020/04/01

判型

A5

ページ数

392

ISBN

978-4-622-08901-8

カテゴリ
本体価格 5,000円
(税込価格 5,500円)

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【目次】


第一章 空間と分類

第二章 政治的意識

第三章 自由な場

第四章 臨床医学の淵源

第五章 施療院の教訓

第六章 徴候(シーニュ)と症例

第七章 見ること、知ること

第八章 屍体解剖

第九章 不可視なる可視

第十章 熱病の問題

結論
【記事】
「個人というものは、生命が最初にとる形でもなければ、その最も鋭い形でもない。個が認識の対象となるのは、長い間にわたる空間化の動きのあげくのことである。この動きにとっての決定的な道具は、或る種の言語の使用と、死についての困難な概念化であった。(…)アリストテレスの古い法則は、個についての科学的陳述を禁じていたが、言語の中に死がその概念の場を発見したとき、この禁止は解けたわけである。つまり、その時、空間はまなざしに対して、個の分化した形を開いたわけである。」

18世紀末に端を発する現代医学は、病を知覚する空間とそれを記述する言語、および身体の解剖から始まった。人間が自らの個体を知の対象とする臨床医学は、いかにして誕生したのか。人間科学の医学的基盤とは何か。18-19世紀の認識論的切断を問い、『言葉と物』の先駆をなす、初期フーコーの代表作。

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